シンラボの新規事業開発プロジェクトから立ち上がり、2020年3月10日に「株式会社WacWac」を設立したCEO 佐々木さん。
運送業に従事していた際の知見を活かし、業界の課題を解決するために「らくらく監査システム」「VR安全教育動画」といったサービスを提供しています。
今回は、事業の立ち上げ背景や、株式会社WacWacのビジョンについてインタビューしました。

自己紹介

まず「株式会社WacWac(ワクワク)」の事業内容について教えて下さい

VRの安全教育動画は、監査の安全教育12項目に全て対応しており、これは日本初です。
VR動画は、トラックドライバーコンテストで「内閣総理大臣賞」を受賞した、プロドライバーに監修していただきました。そのため、プロドライバーがあるあると共感できる事故を再現しています。

また、VR視聴後はシステムに連動して、誰が、いつ、何を見たかを自動で反映します。管理者の方は、安全教育の年間計画作成や教育準備、実施、管理の手間を90%削減できます。

高齢化が目立ちつ物流業界で、全ての企業に安全教育を

なぜこういったサービスを開発しようと思われたのでしょうか?

物流業界の99%は中小企業です。
物流業界の労働時間は他の産業の平均値と比べ20%以上多く、特に付帯作業に占める時間は業務の10%もあります。
具体的には手待ち時間です。

また、賃金は他の平均産業と比べ20%低いのが現状です。
そのため、ドライバーは年々減少しており、高齢化が目立ちます。その環境下でも、全ての企業が安全教育を徹底しなければいけません。

安全教育は、これまで時間とコストのトレードオフの関係でした。そのため、どちらかに偏ってしまったり物理的にどちらかを犠牲にせざるを得ない現状がありました。
加えて、物流業界は紙文化なので、管理者も監査前は泊まり込みが珍しくありませんでした。

このような業界構造や慣習を、最先端の技術を活かして解決していきたいと思いサービスを開発してきました。

事故を防いでドライバーを守る

なぜVRを使用した教育を行おうと思ったのでしょうか?

具体的には、2つあります。

1つ目はそこにいるという感覚、2つ目は360度視界が見えることです。
効果的な安全教育とは、事故を体験しそこから学ぶことです。そして、事故は死角や、動作不注意がほとんどです。
VRはリアリティーがあるのが特徴で、その特性によって、ドライバーがそのような要因で事故を起こすということに実感が湧き、実運転に活かされるのです。

このサービスを活用することで、どのような効果が期待できるのでしょう?

大きな効果は2つです。

1つ目は、事故の削減につながること。
2つ目は、監査対応工数を削減できること。

事故の削減によってドライバーを守ることに加え、保険料の抑制などコストメリットも期待できると思います。
また、全てが連動したサービスによって、ドライバーや管理職の方に、教育・監査にかかる工数を大幅に削減することができます。
例えば、ドライバーは手待ち時間に動画を視聴することで、これまで無駄になっていた時間を有効活用することができます。

現場ではどのようにサービスを利用するのでしょうか?

営業所に血圧計やアルコール検知器が置いてあるのですが、そこにVRを設置していただく想定をしています。

朝、積み上がりが早い日は出発前に1分だけ教育時間に充てていただたいて、仕事終わりに教育をしなければいけない状況が回避されればと思います。
それ以外にも、お客様で有効に製品をご使用いただければと思います。

毎日ワクワクしていれば死ぬときに後悔しない

WacWacの今後のビジョンを教えてください。

理念は「ワクワクを日常に」です。
社名のWacWacもそこからつけています。

私自身が仕事で本当に辛かった時期に、人生は1回しかないので、後悔のない人生を生きたいと決意しました。そして、どうすれば後悔をしないか考えた結果、毎日ワクワクしていれば死ぬときに後悔しないと思いました。

だから、その日から小さいことでも人生初を毎日続けた結果、会社が設立され、このような事業もできました。

ビジョンは、最先端のテクノロジーを世界の人々に驚きと感動を持って提供するです。
VRという新しい技術を最大限有効活用し、世界から事故を無くしていければと思います!

■ 株式会社WacWac

事業内容:
・物流会社向け監査自動化サービス
・VR安全教育動画配信サービス
・医療関連予約受付システム構築
・業務効率化システムの構築及びコンサルティング

所在地:東京都練馬区下石神井6-37-13
電話番号(代表):090-5788-6156